月別アーカイブ: 2014年3月

GNU Pascalコンパイラのインストールを新しく作成しました。

GNU Pascalと古いバージョンのMinGWとの組合わせは現実的では無くなったので、Dev-Pascal という Pascal 用の IDE と GNU Pascal コンパイラ、MinGW をセットにした 「Dev+GNU Pascal」のインストール手順を、Pascal 日和 ホームページ の「環境設定」メニューに新しく「GNU Pascal コンパイラの設定(Dev GNU Pascal版)」として作成しました。
PATHの設定をすれば、これまで通りコマンドプロンプトでのメイクも問題ありません。
「Dev+GNU Pascal」は、Dev Pascalの構文色分けは Free Pascal の構文が前提のようで、GNU Pascalを使用したときの色分けはいまいちです。

 

MinGWのインストール手順を新しく作成しました。

Pascal 日和 ホームページ の「環境設定」メニューで「MinGWの設定(GNU Pascal用)」がありましたが、これはGNU Pascalコンパイラを使用するために古いバージョンをインストールする手順でした。この古いバージョンのインストーラが入手できなくなったので、古いインストーラを持っていない人には意味の無いページとなりました。
そのため、別途最新のMinGW環境を汎用としてインストールする手順を、「環境設定」メニューの「MinGWの設定」ページを作成しました。「MinGWの設定(GNU Pascal用)」は当面残しておきます。

 

Lazarus 1.2 のインストール手順を作成しました。

Pascal 日和 ホームページ に、Lazarus 1.2 のインストール手順を作成しました。
「環境設定」メニューの「Lazarus IDEの設定」ページです。
これまでの Lazarus 1.0.x 対応の手順を Lazarus 1.2 対応に修正しました。古いページが表示される場合は、ページをリフレッシュしてください。

Free Pascal 2.6.4 がリリースされました。

Free Pascal 2.6.4 が出ました。
http://www.freepascal.org/
ダウンロードはこちらです。
http://sourceforge.net/projects/freepascal/files/Win32/2.6.4/

インストール方法や使い方は 2.6.2 と同じです。
http://lazpas.e-hiyori.org/hp1/compiler_freepascal.html

Lazarus 1.2.0 は、まだ Free Pascal 2.6.2 ベースです。

Lazarus 1.2 がリリースされました。

Lazarus 1.2 の正式版が出ました。
http://www.lazarus.freepascal.org
Free Pascal 2.6.2 ベースです。

LazarusのIDEは、32bit版と64bit版がありますが、それぞれクロスコンパイラをインストールすることにより1つのLazarus IDEで32bit/64bit両方のビルドができます。

Win64ユーザの注意事項として、できればWin32版Lazarus IDE + 64bitクロスコンパイラを使用してほしいそうです。Free Pascalコンパイラが64bitに完全に対応できていない様です。
Win64版のIDEには、64bit版のコンパイラ ppcx64.exe が付いていますが、これとIDEとの関係が不完全なのだと思います。実際、Win64版のLazarus 1.0.14/1.2RC1/1.2RC2のWin64版は使用していても不安定でした。Win32版のLazarusでは64bitのクロスコンパイラ ppcrossx64.exe を使用して64bitプログラムをビルドします。ppcrossx64.exe自体は32bitプログラムです。ppcrossx64.exeはFree Pascal単体でもクロスコンパイラとして用意されています。
Free Pascalの開発版ではこの問題が解決されているようです。Free Pascalの次のリリースと組み合わされたLazarusが出ると64bit版が安定して使用できるかもしれません。

Lazarus 1.2 の Win32版とx64クロスコンパイラは以下からダウンロードできます。
http://sourceforge.net/projects/lazarus/files/Lazarus%20Windows%2032%20bits/Lazarus%201.2/

インストール手順は、別途Pascal日和ホームページに作成したいと思います。現在はLazarus 1.0.xに対応しています。
Lazarus 1.2では、1つのIDEで32bit/64bitのビルドでできるのと起動時パラメータで指定しなくてもコンフィグレーションファイルをインストール単位に持つことができるので、インストール方法も若干変わりますが、Lazarusを1つだけしかインストールしないのであればインストールはインストーラの指示に従って進むだけで大丈夫です。
Windowsの場合、以下の順でインストールします。
① lazarus-1.2.0-fpc-2.6.2-win32.exe
② lazarus-1.2.0-fpc-2.6.2-cross-x86_64-win64-win32.exe
③ lazarus-1.2.0-fpc-2.6.2-cross-arm-wince-win32.exe
※②、③はオプションです。それぞれのクロス環境が必要なものだけインストールします。