PSPad エディタ インストール
PSPadのインストール
PSPadはチェコで作成されたフリーのテキストエディタです。日本語環境にも対応し、プログラム言語の構文色分け表示にも対応しています。
Webサイトはこちらです ⇒
http://www.pspad.com/en/
Webサイトのダウンロードページ (
http://www.pspad.com/en/download.php) からインストーラをダウンロードできます。
インストーラは1つのファイルをダウンロードするだけです。
「Installer 32b」をクリックしてタンストーラをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行すると以下のようにインストーラが開始します。
セットアップ時の言語を選択して[OK]ボタンをクリックします。
使用許可契約書を読み、同意する場合は、[同意する(A)]を選択し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
同意しない場合はインストールの継続はできません。
インストールフォルダに問題なければ[次へ(N)]ボタンをクリックします。
スタートメニューの設定に問題なければ[次へ(N)]ボタンをクリックします。
他に必要な処理をチェックし、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
既存の .txt の関連付けを変えたくない場合はチェックをオフにします。
[インストール(I)]をクリックするとインストールを開始します。
[完了(F)]ボタンをクリックするとインストールが終了します。
[PSPad editor を実行する]をチェックするとインストール終了後にPSPadが起動します。
[Run PSPad editor]をチェックすると、完了後にPSPadが起動されます。起動したくない場合はチェックをはずします。
[Finish]ボタンをクリックするとインストールは完了です。
PSPadの起動は、スタートメニユーから[PSPad editor]-[PSPad editor]を指定するか、デスクトップのアイコンをダブルクリックします。
PSPadの日本語設定
PSPadは海外製ですが、各国向けのローカライズもさりており、日本語の設定も可能です。
PSPadを起動して、メニューが英語になっている場合、日本語環境の設定をします。すでに日本が表示されている場合は不要です。
[Settings]-[Program Settings...]を選択します。
[Program Settings...]で、左側で[Language]を選択し、右の各言語の一覧から[Japanese]を選択します。
[OK]ボタンをクリックして[Program Settings...]を閉じます。
Japanese(日本語)を選択すると、ローカリゼーションファイルの改善以来のメッセージが出ます。
とりあえず[いいえ]ボタンをクリックして設定を終了します。
メニューが日本語になりましたが、念のためPSPadを再起動します。
表示フォントも変更します。
[フォーマット(R)]-[フォント変更(F)...]でフォントの設定ダイアログを開きます。
フォント名を日本語のフォントにし、文字セットを「日本語」にします。サイズなどは好みで設定してください。
その他の設定は、[表示]メニューや[設定]メニューで、自分に適した構成に設定してください。
PSPadの強調表示の設定
PSPadは単なるテキストエディタではなくプログラムエディタなので、各種プログラム言語の強調表示(シンタックスカラー)の設定ができます。
[設定(N)]-[強調表示の設定(H)...]を選択し、[強調表示の設定]ウインドウを開きます。
各言語と、その設定内容が表示されます。
左側に対応する言語の一覧が表示されます。チェックが付いたものが有効になっています。
ここで設定を変更したい言語を選択します。
右のタブで[配色(C)]を選択すると、各構文要素の色や文字属性の設定ができます。
[OK]ボタンをクリックすると設定が完了します。
[適用(A)]ボタンをクリックすると、設定ダイアログは閉じず続けての他の言語の設定ができます。
バージョンアップ
PSPad はオンラインでアップデートする機能が組み込まれました。
[ヘルプ(H)]-[最新バージョンをチェック(Z)]を選択し、[最新バージョンをチェック(Z)]ダイアログを開きます。
[使用中のPSPバージョン]より新しい安定版リリースや開発者向けビルドが出ていたらオンラインでアップデートすることができます。
[Run updater interface]ボタンをクリックします。
アップデートするには起動中の PSPad を終了する必要があります。
PSPad を終了してから[Yes]ボタンをクリックしてください。
@ 新しい安定版のフルバージョンが存在する場合、[Update to current full version]ボタンが有効になります。
A 新しい開発版ビルドが存在する場合、[Update to current developer version]ボタンが有効になります。
@Aの順で有効なボタンをクリックします。
上図の場合はAのみ実行します。
アップデータが完了すると PSPad が起動します。
設定ファイル
PSPad の設定情報は、「%APPDATA%\PSPad\PSPad.ini」に書き込まれています。
このファイルを更新することで設定情報を変更することができます。
条件の違う PSPad.ini に差替えることも可能です。
ダークモードの設定とライトモードの設定を用意しました。
ダークモードの設定とライトモードの設定ファイルを作成し、ダウンロードできるようにしました。
ダウンロードファイルは「
Pascal 日和」(ブログサイト)の「
ダウンロード一覧」ページに用意しました。
■
PSPad設定ファイル(ダークモード設定)
■
PSPad設定ファイル(ライトモード設定)
※ PSPad.ini の適用は、PSPadを最新にバージョンアップしてから行ってください。古いと設定が適用されない部分が発生します。
PSPad起動コマンドスクリプト
最後に、コマンドプロンプトから PSPad を起動するコマンドスクリプトを作成します。
以下のコマンドスクリプトをPSPadで作成し、C:\CMD ディレクトリに 「pp.cmd」というファイルで保存します。(以下はダークモード設定を適用)
@ECHO OFF
SETLOCAL
PATH C:\Program Files (x86)\PSPad editor;%PATH%
START "PSPad" "C:\Program Files (x86)\PSPad editor\PSPad.exe" %*
ENDLOCAL
一旦E PSPad を終了し、コマンドプロンプトから pp と入力すると PSPad が起動します。
C:\>pp
※ デフォルトの設定では、PSPad起動時には前回開いていたファイルを開きます。[設定]メニューで開かないようにもできます。