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ソースネクスト

TDM-GCC インストール


TDM-GCC のインストールと設定



　事前に、「共通設定」ページを参照してください。



　TDM-GCCはWindowsにMinGW.org/MinGW-w64ベースの32bit/64bit対応のGCC(GNU Compiler Collection)のコンパイラ、デバッガ、ツールなどを使用できるようにします。

　Webサイトはこちらです ⇒ https://jmeubank.github.io/tdm-gcc/
　最新のリリース情報が表示されます。




TDM-GCCの入手とインストール

インストールはダウンロードサイトから入手できます。

　ダウンロードサイトはこちらです ⇒ https://jmeubank.github.io/tdm-gcc/download/

　インストーラは64bit版と32bit版がありまい。64bit版は32bit版を含んでいるので、64bit版をダウンロードします。

　64bit版は「tdm64-gcc-10.3.0-2.exe」です。



　64bit版のインストール手順を示します。

　tdm64-gcc-10.3.0-2.exeをダウンロードします。インストールが完了したらこのファイルは削除してもかまいません。

　ダウンロードした tdm64-gcc-10.3.0-2.exe を実行すると、セットアップが始まります。



　[Create]ボタンをクリックします。




　[MonGW-w64/TDM64 (32-bit and 64 bit)]を選択して[Next>]ボタンをクリックします。
　※ 32bit環境の場合は[MonGW/TDM (32 bit)]をチェックします。




　インストールディレクトリを指定します。
　[C:\TDM-GCC-64]で問題なければそのまま[NEXT>]ボタンをクリックします。




　[Select the type install:]で「TDM-GCC Recommended, All Packages」を選択します。
　まだ[Install]ボタンはクリックしません。




　コンポーネントの一覧をスクロールし、一番下の[□Add tp PATH]のチェックをはずします。
　※ PATHについては必要な時にコマンドスクリプトで都度設定するようにします。
　[Install]ボタンをクリックしてインストールを開始します。




　インストールの終了を確認して[Next>]ボタンをクリックします。




　[Finish]ボタンをクリックしてインストーラを終了します。




　メモ帳でREADMEファイルが表示されます。
　これでインストールは完了です。



TDM-GCC PATH設定コマンドスクリプト


　インストール時にPATH追加設定のチェックをはずしたため、PATH設定のコマンドスクリプトを作っておきます。

コマンドスクリプト tdm.cmd 作成

　以下のコマンドスクリプトをモ帳(Notepad.exe)やエディタで作成し、C:\CMD ディレクトリに 「tdm.cmd」というファイルで保存します。

@ECHO OFF
CALL resetpath.cmd
SET  LANG=ja_JP.SJIS
PATH C:\TDM-GCC-64\bin;%PATH%


　設定を確認します。PATHを設定し、gccのバージョンを表示してみます。

C:\PG>tdm

C:\PG>gcc --version
gcc (tdm64-1) 10.3.0
Copyright (C) 2020 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions.  There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.


C:\PG>